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福祉住環境コーディネーター

資格区分
・公的資格
資格概要

福祉住環境コーディネーターは高齢者又は障害者のために、住みやすく快適な住環境を提案するアドバイザーである。

現在、日本では急速な少子高齢化が社会問題ともなっており、今後2015年には約4人に一人が65歳以上の高齢者となるという予測がたっている。今後更に少子高齢化問題は深刻な問題になっていくことはまちがいない。そんな中、高齢者を取り巻く環境も深刻さを更に増していくことが懸念されている。

福祉住環境コーディネーターは、高齢者や障害者の住環境を整備するアドバイスを行い、住宅利用者と工務店、建築家、作業療法士などと連携をとりながら、利用者の身体的特性や生活特性を十分に考慮した上で最適な住環境をコーディネートを行う。

受験資格

・受験資格:1級のみ(2級を有資格者)。2級、3級はなし

福祉住環境コーディネーター資格は福祉、医療、介護、福祉用具、住宅改修といった幅広い知識を持つことが必要である。

福祉住環境コーディネーター資格取得者の傾向としては、ホームヘルパーケアマネージャーまたは建築士の有資格者なども多い。

福祉住環境コーディネーターの資格年齢別の受験者傾向では、2・3級ともに20代が30パーセントを占める。それに比べて、30から50代は10から20パーセント程度。若い年齢層のみではなく、幅広い年代が受験する。


福祉住環境コーディネーターの受験難易度はさほど高くなく、合格率は2級で20~30パーセント前後、3級では40~50パーセント程度である。1級に関しては例外で合格率1パーセントと超難関である。平成20年度より1級試験制度が変更され、1次試験のみ(毎年11月下旬予定)となった。


1級試験変更後の試験内容は、記述式の多少変更がある。詳細⇒検定試験情報 [福祉住環境コーディネーター検定試験?]

試験日時及び費用

福祉住環境コーディネーター1級】

・日時:毎年11月下旬

・費用:10,500円

福祉住環境コーディネーター2級・3級】

・日時:毎年7月上旬、11月下旬(年2回)

・費用:2級 6,300円  3級 4,200円

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